お金を稼ぐということを考える。
今は昔、土地こそが生きる基だった
おはようございます。
日本人は、農耕民とよく言われます。僕自身も佐渡の片田舎の農家のセガレですので、田圃はあります。なので、土地への思いみたいなものは理解できます。
一所懸命という言葉は、その土地(一所)に命を懸けるという意味で、土地こそが食料生産の元であり命そのものだったことを意味しています。
とはいえ、食料生産の効率化と法人化の増加によって、「この土地がないと、お米がつくれなくって年貢が!」という時代でもないわけです。
そこはもう、冷淡に見ていきます。
でも、人間、どこから食べるものを得ているのか、土地の重要性や、命の循環を、肌感覚としておとしていくための農業については全面的に絶対必要!と思っています。
なにより、今そこでとれた農産物(自分ちで作って自分ちで食べる)のおいしさは、このご時世、本当の意味での貴重品なわけです。
(そういうのも、僕がブルーベリー作りたい動機の一つでもあるわけですが)
農耕民的な土地への執着
先に述べましたが、農地って過去には戦士階級つまりはお侍さんが領地としてもっていて、農民というのはそこで土地を耕していたわけですが、(百姓=いろいろできるチートスキル持ちという認識です)
やはり、マインドセットとして土地大事!というのはあったと思うんですよね。
とはいえ、人口の都市への流入によって、地方の土地の食料生産インフラとしての機能は低下し続け、それまで交通の便も悪い土地でも生産インフラとして整備し続けてきた方が、外的要因によって、そこから収益を上げにくくなっているのも事実です。
でも、耕作は放棄、あるいはなんちゃって耕作で農地の体をつくりつつも、土地はキープし続ける。
そこに正解はないんでしょうが、やはりそこには執着という二文字が見えてしまいます。
新規就農者の土地の確保の一番の障壁の本質は、「土地への執着」なんだろうかなぁ、と最近は漠然と考えています。
あと、新規就農者は、ぜひ、確保した土地の(多くの場合借りるのでしょうが)出口戦略もセットで考えていく必要があると思います。
いわゆる、農業者としての自分の店じまいをいつにするか、どのような形にするのか、ということです。
多くの場合、借りている土地を、地権者さんにお返しする(現状回復ののち)か、結果的に土地を購入してその土地を次代に継承するか、誰かに貸して債権として次代に継承かな?
さて、そこで、今回のお題ですよ。
お金稼ぐのってなんか、汚いとか、お金への執着は醜い、とか漠然と心の奥で感じているひと、手をあげて!(新規就農者さんおよびその他の方)
農耕民的な土地への執着からくると思うんですけども、お金=土地の生産力×面積ということで、お金を稼ぐ=土地の面積を広げる=だいそれたこと!という過去から引っ張ってきた暗黙の認識が根底にあるんじゃないですかね?
あるいは、自分への肯定感の欠如からくる、こんな自分がお金を稼ぐなんて!てな認識もそこに絡んでいるかもしれません。
だとしたら、そのへんは、早めに捨てることをお勧めします。
土地こそ命という思考から、時間こそ命、という認識に切り替えるといいと思います。
土地の流動性は必要・ただし国防の観点もいるよね
ただし、もっと土地に執着してほしい人種もいます。
政治に携わる皆さんです。
国防の観点から、水源・農業生産インフラとしての汚染されていない土地これらへの外資の流入に関しては、制度としてもっと何とかしていただきたいと思っています。
お金を稼ぐことの原資=時間=寿命
現代において、お金を稼ぐ原資は、時間だと感じています。
いろいろなステージの人がいるので、いわゆる「どこにでもいる個人」という単位で考えるとです。
サラリーマンが売っているのは自分の時間=命を、会社に販売しているわけですよ。
だから、情緒的な価値があるなら別ですが、楽しくないもの、学びがない場所へ「会社の付き合い」で参加するというのは、命の安売りということをよく認識するべきです。
安売りせずに、家族と過ごしたり、家族と過ごしたり、家族と過ごしたりしましょうね。
大事なことなので、三回いいましたよ。
家族は当たり前の空気じゃないですからね!
ということで、労働の対価=命の切り売りでお金を稼ぐ、というステージから別のステージに移行すると、可処分時間の増加で、自分と家族の実質的な人生の時間を延ばすことに繋がりますよね。
まとめ
ということでまとめます。(今日も、とりとめなかった!)
- お金を稼ぐ=人様の土地を奪うという無意識の時代は終わった。
- お金を稼ぐ=世の中に価値を提供しているから胸をはっていい!
- お金を稼ぐ=人生のおける可処分時間の増加=時間売りの労働ではない多くの経験ができる=実質的な寿命を延ばすこと。人生の価値を上げる事。
まだブロックあるかなー、悪いブロックはないかなー。
まだこんなのあるよ、という方はこっそりツイッターでDMください。
以上です。
さよなら。