お役所関連の窓口、実際の窓口も大事ですが、オンラインでの窓口を開設してくださいませんでしょうか?
自分の母校であります、アグリイノベーション大学校には教育訓練給付金の制度がありまして、卒業要件を満たして、
最寄りのハローワークでの手続きをすることで、指定口座に10万円の給付金が振り込まれます。
先日、自宅から、最寄りのハローワークまでいくために、ワタクシ、お仕事半日お休みする必要がありました。
費やした時間は、移動時間含めて5時間でした。
一般的な僕の年齢での時給を考えると、おそらく、5時間=1.5~2万ぐらいでしょうか。
交通費は、ざっくりいって1000円ぐらいでしょうか?
つまり、10万-2万=8万 が僕が費やした時間と給付金の差額、となります。
無駄ですよね。
しかも、不要不急の外出は控えなさいってお達しがでているにも関わらず、この給付金の締め切りは卒業から一か月。
なに、そのアクセル+ブレーキのセットは?二律背反ですよ。
もっと言いますと、ハローワーク内、マスクもしていない来訪者が沢山いるわけですよ。これ、罹患しちゃったらどうするんだろう。
これも自己責任なんだろうか。
そんななか、Twitterで、以下のような情報を目にしました。
な、なんだってーー!
おい、マジかよーーーー!いきなりハーバードの授業が全部オンラインに移行することになったぞ!!😱😱😱https://t.co/QtAtvsN7oT
— Togo Kida (@togotogo) March 10, 2020
徹底していますね、さすがアングロサクソン!
だって授業で罹患したら、本当に責任問題じゃないですか。
それで、死者とかでたら、さらに大ごとじゃないですか?
そのリスクと、授業すべてのオンライン移行にかかる費用を比較して、後者に利あり、と判断したんでしょうね。
この判断は、とても正しいと思います。
もはやデスクワークに関して言えば、すべてオンライン化できることがわかっているはずなのに、納税者を危険にさらし、かつ、納税者の貴重な平日の労働時間を費やして役所に引っ張りだしという状況は、リスク以外の何物でもない時代になった、ということでしょう。
しつこいけど、時給換算しましょうか。
お役所に1日に訪れる来訪者が1000人いたとしますよ。各人が往復の移動時間1時間、役所で過ごす時間1時間として2時間をこの行為に費やすとします。
2×1000人×時給(都の最低時給が1000円ぐらい)=200万 ぐらいの生産性を奪っているわけですよ。(仮定の話ですよ)
もっとシリアスにかんがえたほうがいいんじゃないでしょうか?この奪っている時間、その時間で生み出される生産性について。
もっとぶっちゃけてしまうと、23区の区役所、最低限の規模にして、中央に、オンラインでの区民対応センター的な事務拠点をつくって、すべてスマホ経由で事務やればいいのではないでしょうかね。
窓口でぼへーっとまっている時間についても、オンライン化すれば、待っている時間、別の作業ができます。
このスキームつくれる都知事さん、でてこないかなぁ。