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(販促)なんでJGAPとるの?(ばかりではない・ノウハウのパッケージ化)

JGAP指導員なのに、JGAPの話をしないのは、ペーパードライバーだからです。

JGAP指導員カード

JGAP指導員資格を取得した際に交付されるカードです

ここんところ、経済関連のネタばっかりだったので、JGAPに対する考え方についてちょっと書いてみます。

GAP=(Good Agricultural Practice)=よい、農業の、やりかた=農業生産工程管理
JGAPはこの日本版となります。

農業の認証は多々ありますが、JGAP=農業版のISO9001みたいなイメージをもってもらうとわかりやすいと思います。

ということで、上記は日本GAP協会の作成した紹介動画となります。
概略はこの動画を見てもらうと、ざっくりわかるのかな~と思うので、省略します。

だって、経験値がないのに、どうやって語れっていうのですか!?


と、いうことで、悶々と悩んでいた時に、母校であるアグリイノベーション大学校を主催する(株)マイファーム西辻社長よりありがたいお言葉が!

と、いう紆余曲折がありまして、で、ここに至るわけです。

アグリイノベーション大学校(以下、AIC)横浜農場で、JGAP認証を取得せよ!という厳命(かどうかはわかりません)

が雲の上から下った!

実践からの気づき・学びを重要視するAICは、事務局長1名、スタッフ1名のJGAP指導員(ただしペーパードライバー)、卒業生のJGAP指導員(ただしペーパードライバー)という心もとないリソースと、1年という時間の中で、このミッションを達成できるのか!?

という「気づきと学び」「挑戦~反省~挑戦」の対話形式の記録です。あきらめない!

別に母校だから、ヨイショしてるわけではない。
このフットワークの軽さと、ペーパードライバーなJGAP指導員(全国に沢山沢山いると思われる)でしかない、僕にこんな話を振ってくれる胆の据わりっぷりに、感動したまでのこと。

ということで、全国のペーパードライバー的なJGAP指導員の皆さん、たぶん、初回経験値を稼ぐためのゼロ=>イチのチャンスがなかなかない、というケース多々あるかと思いますが、こういう形でのゼロイチがあってもいいじゃないかって事を、とりあえずアウトプットしていこうと思っています。

まぁ、実際のAIC横浜農場での取得の経緯は、アグリイノベーション大学校の卒業生ブログで掲載(承認いただければ)していければと思いますが、個人的な思いや、実際に感じたことなんかは、くまさんふぁーむのほうで、ご報告できればなーって思っています。

しかし、自分でも正社員をやめてからのこの多動っぷりには、いささか驚いておりますが、

だって楽しいんだから是非もなし

この挑戦は、挑戦ゆえに失敗におわるか、それともきちんと成果を残せるか、一緒に取り組んでいるMFスタッフの方も不安でしょうが、僕も不安です。
JAGPを取得するのが一般的な農場ではなく、社会人向けの研修農場である、という点でも、通常とはことなる形での基準の理解や適用もあるわけで、「初回からボス戦か!?」的な難しさもあると思います。

それいったら、モンハンはすべてボス戦です。あ、すいません。

とはいえ、

農業高校・農業大学校等におけるGAP認証の取得について
更新日:令和元年1月30日
担当:経営局就農・女性課

GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは、農業において、食品安全、環境保全、労働安全等の持続可能性を確保するための生産工程管理の取組のことです。 農業高校や農業大学校において、生徒・学生がGAPを学び、自ら実践することで、農業生産技術の習得に加えて、経営感覚を兼ね備えた人材として必要な資質・能力の育成に資することが期待されます。

という感じで農業高校で取得した例も結構あります。
でも、AICは、またちょっと違う、社会人向けの学校という形態なのでゼロから作成するわけですので、全員手探り!
でもねぇ、そこが楽しいわけですよ。

このJGAP取得は、僕個人としては、社会人向けの研修農場で受講生にJGAP認証取得農場の仕事のやり方をレクチャするための教材づくり、だと思っています。
つまるところ、研修農場JGAPパッケージ化みたいな形に落ち着くことができれば、再現性があるのかな、と思います。なので、最初のっけた動画のように販促という側面はあまり意識してません。つーか、それは副次的な効果だと思っていて、自分の事業を次代に継承するために整理整頓する工程とも考えています。

(もうぶっちゃけ、これが言いたかっただけ)

ということで、母校への出戻りJGAP構築記録的な側面もあるこの取り組み、応援いただけれるとありがたいです。

もちろんペーパーなので、多々ツッコミどころはあるでしょうが、これも学びの過程ですので、生暖かい目で見ていただけると嬉しいです。特にOBの皆さま。

以上です。

さよなら。

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