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アグリイノベーション大学校からの卒業と自分の農のこれから

はい、現在午後3時です。
アグリイノベーション大学校の卒業式で、内職しつつ、このブログを書いています。

(マイファーム西辻社長は、関西校の卒業式に出席のため、今回はビデオレターでのあいさつでした。お会いしたかった!)
そして、すいません。卒業式でも内職です。(笑)

とはいえ、同期の皆さんの、これまで、これからのおもいを聴きながらだと、テンションあがっちゃって、何かせずにはいられない!

静岡ではなく東京は江戸川で、ブルーベリー作るために画策する訳ですが土地が違えばレギュレーションが違うわけですので、リサーチのやり直しな訳です。

23区の生産緑地について、江戸川区は、都内でも上から数えることのできる面積をもっています。

  1. 練馬区:187.1ha
  2. 世田谷区:91.1ha
  3. 江戸川区:36.9ha

出典 国土交通省平成28年都市現況計画調査

 

また、近年東京都の方向性として、下記のように緑地の保全の方向に舵を切っています。

 

東京の農地の重要性
 東京のみどりの大きな減少要因の一つとして、周辺区部から多摩地域においては、宅地化等による
農地の減少が挙げられる。
 こうした中、平成 27 年(2015 年)に都市農業振興基本法が制定され、都市農業の振興に対す
る基本理念が定められるとともに、平成 28 年(2016 年)に閣議決定された都市農業振興基本
計画で、都市農地は「都市にあるべきもの」として位置付けられた。
 平成29年(2017年)の都市緑地法の改正においても、農地は緑地の政策体系に位置付けられ、
緑地の保全に資する施策として広く展開することが望ましいとされている。
 東京の農地面積は、平成 19 年(2007 年)には約 8,090ha あったものの、平成 28 年(2016
年)には約 7,000ha に減っている(農林水産省統計「耕地面積」(東京都)から)。
 さらに、令和4年(2022 年)には約 2,500ha の生産緑地が指定から 30 年を迎え、買取り申出
が可能となることから、特に農地の保全・活用が喫緊の課題となっている。

この農地をなんとか借りることのできるように、まずは、近々のくまさんふぁーむとして活動をするわけですね。

ただし、これらをクリアするためにいわゆる家庭の事情も含めて十分に検討する必要があります。

  1. 子ども二人保育園に通っている。
  2. かみさんは江戸川区で就労。実家は府中。
  3. くまは都内でのITの仕事。

目的は、ITと農をセットでやることでなく、それを手段として家族が幸せになることなわけですから。

2019年はかみさんが育休中だったので、家族全員でもろもろ農地探しが出来たのですが、2020年は、育休終了のため、家族全員で動くことがなかなか困難になる見通しがすでに立っているわけです。

このため、これらのパラメータが許す範囲で、江戸川区で農地を探します。

アプローチ方法としては、まず、静岡で得た経験値に基づき、上位組織である都にいって相談し、それから区に降りて行って相談、という流れをふむつもりです。
また同時並行で、区内の農家のみなさんや、アグリイノベーション大学校の同期のみなさんと連携しつつ、「まず、江戸川でブルーベリーを育成できる環境を送球に構築する」ことに注力していきます。

それから、直近のお話なのですが、
コロナウィルスについても農業を志す人間として注意をしておく必要があると認識しています。

猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、中国産野菜の日本への輸入が滞り始めた。例年2月はタマネギやニンジンなどの輸入野菜が多くなり中国産が主力だ。現地で人の移動が制限され、収穫や流通が停滞し、解消の見通しは立たない状況だ。混乱が長期化する様相の中、一部の流通業者には国産に切り替えようとする動きが出ている。(金哲洙、橋本陽平)

食料の輸入が止まるということは、本当に恐ろしいことです。食料自給率の重要性が図らずも強烈に意識されるきっかけになるのではないかと考えています。
国内の農業の重要性は高まるでしょうし、政府への国民からの自給率の向上についての要望も強くなってくると思います。

くま家でも、先日食料の備蓄状況をチェックするよう、夫婦間の協議で合意を見ました。
このため、そこそこの量の備蓄食料を積み増ししています。

話を戻して、本日のアグリイノベーション大学校の卒業式、式後の打ち上げは大変盛況なもので、東京農大の先生も参加してご挨拶をいただくなど、AICの背景にある人的な広がりの懐の深さを垣間見た気がしました。

これから、新規に就農する人のほかに、農産加工品の輸入業を始める人、貸し農園を計画している人、CSAを仲間と始める人など、卒業生の中ですでに活動を開始している方もたくさんいらっしゃいます。

社会経験つんだ大人に、知識と仲間と与えると、若いもんにはない方向性で、いい意味で、炸裂してんなぁ~と、感心しております。

コロナウィルスも、台風もそうですが、農業は自然相手です。
被害を受けたら、それを筋トレだとおもって、より強靭になることが、農業者には必要です。
これは、千葉の研修農場の講師、僕の直接の先生である柴海先生の飲み会でのお言葉でした。

1年間、講師の皆さま、貴重な学びの場を維持管理してくださった事務局に深い感謝と敬意を!

ありがとうございました!

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