コロナウィルス対策で始まったリモートワークも、本日で1週間が終わりました。
1日1回、必ずオンラインで打ち合わせをしますし、仕事の進め方についても徐々に慣れてきたので、今後もっと慣れていくと、ホンマにオフィスいらなくなりますね。
オフィスに行く日のだるさが日増しに大きくなっており、これはこれで、問題かもなぁ、とも感じています。
純粋に通勤で無駄な時間を2時間削られるということへの忌避感が半端ない状態になっています。
ああ、そうか、気づきと価値観の変化ってこんな風に、感情に影響してくるのね、というこれも気づきですね。
こんな気づきが、たぶん今年は沢山の方が日本中で感じるのでしょう。
それは、消して悪いことではないと思うのです。
仕事の在り方=社会の在り方を、当事者として体験しつつ観察者として傍観するという何とも面白い体験ですよね。
そうなると、地価の安い、東京周辺の上記の動画のような物件・場所が今後は魅力的な場所になっていくのでは、いくといいな、と思っています。
都心の人の密度が下がっていく。また、AIや自動化によって人間の介在する窓口業務がどんどん減っていくなか、そもそも「窓口」前提で建物つくってしまっている場所は、その使い道に悩むことになるわけですね。
下記のニュースにあるように、そんな空いたスぺースで野菜を作って販売する、という試みをJRさんが始めます。
店頭で野菜栽培して直販。ドイツInfarmとJR東が提携、紀ノ国屋で展開
窓口業務が多い業態として、どんなものがありますか?
ざっと考えるとこんな感じですね。
- 銀行:そもそも窓口店舗削減は規定路線
- 役所:紙多すぎ、非効率。最後のハンコ押しの牙城
- スーパーのレジ:AIによる食品のレジ要員の削減。
- 大学:リモート講義増加により、教室いらんよね。
- 鉄道会社:窓口無くなると場所あくよね?そして、線路用地、沢山あるけど使い道悩ましいよね?
「オフィスいらんやん!」という気付きを得てしまった日本人がやることは、たぶんこんな感じかな?
- デスクワーカーの総リモート化
- 自社ビルの売却
- 東京周辺地でのリゾート地的な場所で安価なオフィスを借りる
そして、じわじわ出てくるのが、家庭内で仕事ができるが故の、「家庭内でのワークライフバランス問題」ですかね。
がんばれ、すべてのリモートワーカー。
んで、都市農業です。
密集する価値がなくなり、そもそも土地を建物にする旨味がへっていくことで、東京で今後じわじわ都市農業の農地が増えていくと思っています。
つまり、都民の農とのかかわりが増えていく社会がくる未来、というのが見えるわけです。
ずばり、最近の株価の大暴落で、設備投資のいる農地に不動産を建設する、という行為が減少して、農地は農地のまま、だれかに貸す、という流れができると、本当にありがたいのです。
子供たちには、もっと「農的」な体験が、高い頻度で必要だと思っています。
- 遊びのために
- 食育のために
- 農の価値を理解するために
- 農地を残すために
嫌いな野菜も、自分が育てた、という調味料によって子供たちは食べてくれたりします。(すべてではないところが難しいところではありますが)
自分が最近感じているのは、若い人(10代)で農を志す人がすごく増えているなぁ、という事です。
だから、そんなに悲観することもなく、テクノロジーと農を組み合わせたインフラを使いこなす若者が今後の日本の食料生産を担っていく未来は割と固いのかなぁ、とも感じます。
ということで、10年後ぐらいには、東京の町中でそれなりの田園風景が見れる日がくるかもしれませんね。
待ちきれないかたは、ひとまず、貸し畑にGO!